ごふっ(何)


と、とりあえず、わざわざチャット場所を借りるわけにも
いきませんので、ここで。

続きからシャルロットとティースの掛け合い。

「あ、シャロちゃん、シャロちゃん」

「シャルロッテです。シャロと呼ばないでください」

「シャロちゃんはシャロちゃんだからシャロちゃんなの」

「……倫理とか哲学とかそういう問答はしませんよ、僕は」

「えー……」

「えー……じゃないです。それに此処に来るに当たって敬語は
　止めた方がいいとは言いましたが、言葉が乱れるほどの
　タメ口は時に不愉快です。少し直して下さい」

「いやなの。……初志貫徹です……」

「なん、だと……？」

「なんでもないのー(きらきらっ)」

「………(滝汗)」

「でも、ぼくの分までシャロちゃんが敬語だからいいのっ」

「何を……っていうか、シャロと呼ぶなと……っ」

「えー……」

「わかった、わーかーりーまーしーた。
　シャロと呼んでも良いですから言葉使いを改めてください」

「申し訳ないのですが、それは丁重にお断りをさせて頂きたく存じます」

「………」

「ぼく、言いましたよね？　初志貫徹……と」

「えっと、ひとつ聞かせて下さい。……なんで「なの」が口癖になったんですか」

「……なのです・なのでしょうか・なのですね……は
　敬語部分を抜かすと、なの・なのか・なのね、になるんですよ」

「……………」

「ふふ……っ」

「……出発の日に敬語使うなって言ってスミマセンでした」

「わかればいいのーなのーっ！
　まだまだこの口調でがんばるのーーーー！」

「……もう、嫌だ。こんな従兄……(泣)」


負けるな、シャルロット。お前の明日はどっちだ！？

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